平成２７年６月２６日（金）標記講演会が１００名を超える参加者のもと開催されました。

初めに、埼玉県木材協会の志水顧問が挨拶されました。

Ｗｏｏｄｓ－ＯＮのメンバー（建築士等）による取組み事例の発表が行われ、引き続き、｢場づくりからのデザイン｣という演題で、パワープレイス（株）シニアデｲレクター・プロダクトデザイナーの若杉浩一氏による基調講演が行われました。

若杉氏から、以前勤務されていた内田洋行時代の木材家具等の開発事例や、ご自身が設立された現在、全国に１８００名の会員を擁する｢日本全国スギダラケ倶楽部｣のＪＲ駅舎や宮崎空港内の木材使用例、会員による飫肥スギの活動例など幅広く、時にはジョークを交えて紹介されました。

休憩のあと、浅田先生がコーディネーターとなり｢子どもの育ちと木の空間｣というタイトルでパネルデｲスカッションが行われました。パネラーは４名でＷｏｏｄｓ－ＯＮ関係者、若杉氏、行政関係者など各自の取組みについて発言されました。

浅田先生からは今年、埼玉県林材会館（さいたま市浦和区高砂１－１４－１３）の会議室を改修して、木とのふれあい空間が創られることが報告されました。

最後に、埼玉県木材協会の柳田副会長が閉会の挨拶を行い、盛況のうちに終了しました。なお、Ｗｏｏｄｓ―ＯＮの取組みについては、今後ＨＰでも紹介していきます。